産婦人科医のおじさんと泌尿器科医のモモ先生と看護学生のかすみちゃんのブログ

性教育に関するブログです。産婦人科の男性医師と泌尿器科の女性医師と看護学生の女の子がいろいろ話します。それぞれ筆者への質問は https://peing.net/kamishige0315 で受けます。

勇気をだして

こんばんは!かすみです🌷

採用試験終わりました〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

なんだか全く緊張しなくてリラックスして臨めました👌

あとは結果を待つのみです…!!!

 

今日は性教育の中で私が1番伝えたいなと思うことを書きたいなと思います。

 

性教育って私はたしか小4の時に初めて受けた気がします。

小4くらいになると第二次性徴が現れる子もいて、生理の話とかみんなで聞くのは気恥ずかしいくても授業のあとはみんなでワイワイ話していたことを覚えています。

脇毛が生えたら、陰毛が生えたら、体重が40キロを超えたら生理が始まるなんて言って信じてやまなかったものです。(ただの都市伝説ですよね)

性教育はみんな興味津々でどうしてもふざけてしまう子もいるから先生も大変だったろうなと今では思います😓

 

私は高校が割と性教育熱心な学校だったので、避妊のこともストレートな言葉で定期的に話は聞いていました。

無理やりされることはあってはならないから、何かあったら大人に相談しなさいって。

それでも不純異性交遊は退学の対象だったので、もし何かあっても相談しにくい環境ではあったかな😅

 

熱心でストレートな言葉で定期的に話されていても、家族からの性的虐待については触れられていませんでした。

家族からの性的虐待って1番言いにくくて、気づいてもらいにくくて、これがおかしいことなのか当たり前のことなのかわからないんですよね。

だからこそ、女の子に対しては「お父さんやお兄ちゃんや弟、親戚の人に触られていることはおかしいことなんだよ、助けてって言っていいことなんだよ」って、男の子に対しても「お母さんやお姉ちゃん、妹、親戚の人に触られていることはおかしいことなんだよ、助けてって言っていいことなんだよ」って伝えたいです。

ブログ読んでくださっている方の中でも、もしも家族から触られている人いたら勇気を出して周りの人に相談してみてください。

知っている人に相談しにくかったら、LINEやメールでの相談も出来るし、電話でも匿名で相談できるところもあります。

おかしいことなんです、助けてって言っていいことなんです、我慢しなくていいことなんです

助けてくれる人は必ずいます、だから勇気を出して助けてって言ってみてください。

 

性教育、いつか私もみなさんの前で話す日がきたら、このことは毎回伝えていきたいです。

自分が我慢して表面上は家族を保てていても、それは表面上だけなんです。

自分でも気づかないうちに不信感、不安感、孤独感いろいろな気持ちが積み重なっていきます。

蓋をして気づかないふりをしててもいつか溢れてきます。

蓋をしてしまう前に助けてって、蓋をしなくていいように助けてって伝えてほしい。

 

そして助けてって言えずに苦しんでいる人にも気づける力も身につけたいです。

まだまだひよっこだけど、誰かを救える、笑顔にできる、そんな人になりたいです。

 

上村先生、モモ先生は性教育する上で大切にしたいことは何ですか?