こんにちは。お久しぶりです、モモです。
どうやら世間では花粉が飛び交っているようですが、
幸いなことに今年も私の花粉センサーは稼働しておらず。
つまり、私は花粉症ではありません。
ただ、一緒に住んでいるパートナーは花粉症で、
それが理由で最近私はイライラしています。
花粉症であることは、何も悪くないのだけど、
私は「鼻をすする」音が大嫌いなのです。
「鼻をかむ」音は全然OKなんですよ。
なぜなのかは自分でもよくわかりません。
本来であれば外に出すべきものとして分泌されている鼻水を、
再度自分の体内に吸い込む行為。
をイメージするから嫌なのかな?
いずれにしても、本当に苦痛で。
何度かマイルドに、
鼻をすすられる音が嫌なことを伝え、
「ティッシュそこにあるよ」
「鼻かんでも大丈夫だからね」
とアピールしてきたのですが。
鼻すすりをやめず、苛立ちで寝付けないほど、私のストレスゲージが満タンに。
ついに
「私、鼻をすすられる音本当に嫌だから、かんで!」
と強めに言ってしまいました。
彼は「ごめん」といって、それからはかんでくれるようになりました。
生物学的には圧倒的に自分より強く、
その気になれば私を素手で殺すことだってできそうな男性に、
自分の意見や要望を伝えようと思えるのは、
彼にとってネガティブな言葉であっても
私の身に危害を加えないと信頼しているからなのだなと、
ふと感じました。
自分の意見を言うと
殴られたり
暴言吐かれたり
自分のことを全然大切に思っていないような言動をされたら
きっとどんどん言葉を失っていくんだろうなと思いました。
私は幼少期から、
親や周囲の人間に身体的、精神的、経済的暴力を受けるといった経験なく
大人になったから、
自分の意見や要望を伝えるのは、当然の権利だと思える。
自分の意見をはっきり伝えられることは、
学校でも職場で評価してもらうことにも繋がる。
自分の意見を伝えることが、危険を伴うものではないという環境を、
当たり前のように享受してきたけれど、
社会全体で見たら、当たり前じゃない人の方が多いのかもしれない。
鼻をかむためにティッシュを探している彼をみて、そんなことを考えました。