こんばんは。かすみです🌷
今日は病院説明会に行ってきました。
就職したい地域は決まっているけれど、病院は決められていません…。
何を見て決めたらいいのかイマイチ分からなくて、どこで何をしたいのかがハッキリとは見えていなくて決められていません。
人間関係については入ってみないと分からないだろうし、実際私が実習でお世話になった病院も怖い怖いと聞いていた病棟が優しかったり噂だけでは本当のことは分からないなあって。
最初は総合病院で色々な経験を積んで知識や技術を身につけた方がいいのかなって思って総合病院をいくつか見学しに行きました。
でもやっぱり1日だけの見学だとどうしても実習で慣れてる病院が1番よく見えたり・・・
高校進学の時は小学生から続けていた吹奏楽を続けたくて、「この高校の吹奏楽部に入りたい!!」っていうのがあったから悩まなくて、
大学は4年生大学に行きたかったことと自宅からの通学からしか許してもらえなくて、その条件の中で自分の学力で行けるところを目指したからこれも悩まなくて・・・
就職先でこんなにも悩むと思ってなかったなあ。
周りの友達はここに就職する!進学する!って決めている子が多くて、まだ迷っていることに焦りを覚えます。
1年後どこで働いているのか想像することがこんなにも難しいのかと思いました。
将来を考えることはワクワクするものだと思っていました。
でも今はとても怖いです。
何がしたいのか、どこで働きたいのか、まずは自分と向き合わないと見えてこないのかな
それが自分と向き合うのが怖い
でもそこを越えないと何も始まらない
みんなが、周りの友達が、周りの大人が、色々なところで働いている人が、みんなが
とっても輝いて見えます。すごくすごくかっこいいなあって思います。
そんなみんなを見るのが今はちょっとしんどいです。
外に出て誰かに会うのがしんどいです。でも家にいるのもしんどい。
どこにいたらいいのか、どこにならいてもいいのか分かりません。
「癌だって言われたの。でも私も頑張るからあなたも優しい看護師さんになってね」って初めての実習で初めて受けもたせてもらった患者さん。
「人間ってワガママよね。雨が続けば晴れてほしいって言うのに、晴れが続けばたまには雨が降ってほしいって言うの」看護師も処置も検査も学生である私も全く受け入れようとしてくれなかった患者さんと症状観察以外でたった1回することのできた会話。
「この子が検査の時、手を握ってくれていたの。だから頑張れたわ」って旦那さんに話してくれた患者さん。
「熱が出たの。だから手術は中止。悔しいわよ。悔しくてたまらないわ」悔しさをぶつけてくれた患者さん。
「強くなりなさい。女の世界は怖いわよ。でも笑顔で挨拶できれば大丈夫。あなたがいてくれてちっとも退屈じゃなった。楽しかったよ。ありがとう」仕事のこと、病気の悔しさ、人間関係など色んな話を赤裸々に聞かせてくれた患者さん。
最終日、ドラゴンボールの漫画を黙って差し出してくれて「好きなの?」って聞くととっても嬉しそうな顔で頷いてくれた人見知りの女の子。
命の誕生の瞬間を見学させてくれたお母さん。
「あげる」「完成したらあげる」「今日も作ったよ」作業療法で作ったスクラッチアートやアイロンビーズの作品を毎日プレゼントしてくれた患者さん。
「あんたがおらんなること考えたらなあ・・・言葉も出んわ。ありがとうはこっちのセリフ。」認知症で毎日色んなことを忘れるのに決して私のことは忘れずにいてくれたおじいちゃん。
「ナースステーションに戻ったら看護師さん怖いじゃろ!ここにおられ」「またきてね」学生慣れしていてとっても優しい看護師さんからも守ろうとしてくれた患者さん。
色んなこと忘れてしまう私でも患者さんとのことは鮮明に覚えていて、もらったプレゼントもいつでも見えるところに飾っていて、嬉しかったことも辛かったことも全部が大切な思い出で
そんな大好きな患者さんたちのことを思い出すと頑張らないとなあって。
がんばろう。
帰りにとっても美味しいパンケーキ食べたよ。
甘いものは正義🍰