産婦人科医のおじさんと泌尿器科医のモモ先生と看護学生のかすみちゃんのブログ

性教育に関するブログです。産婦人科の男性医師と泌尿器科の女性医師と看護学生の女の子がいろいろ話します。それぞれ筆者への質問は https://peing.net/kamishige0315 で受けます。

影響

こんばんは。看護学生のかすみです🌷

 

今日は我が家の愛犬、らんちゃんが避妊手術でした。今日は病院にお泊まりです・・・

寂しがってないかな😢痛がってないかな😢

 

犬に対して避妊手術を行うことって何の疑問も抱かずに送り出す方も多いと思います。

私もそうでした。赤ちゃん産まれても何匹もは育てられないし、産むのも痛くて可哀想・・・

なんて思っていましたが、最近はそれも人間のエゴだなあと思うようになりました。

犬にとったらいきなり病院に連れてこられて訳がわからないまま麻酔されて起きたらお腹が痛くて・・・ってとても辛いです。人間に同じようなことをしたら犯罪ですよね。

 

そんな風に思うようになったのは最近読んだ本の影響もあります。

高野和明さんの『ジェノサイド』という本です。

この本は創薬や戦争といった難しい描写も多いのですが、新種の生物が種の存続のために戦うという内容でもあるんです。新種の生物は地球上に2人のみでその2人は姉弟で、種の存続のためには近親妊娠するしかありません。ですが近親妊娠となると遺伝子の突然変異によってある難病にかかる可能性があるため、人間を操作してその難病の特効薬を作らせるというお話でした。

前回、セックスをする意味についても少し考えたけれど、子作り=種の存続でもあるんですね。

犬にとってもそれって同じだと思うし考えるというよりも本能的なものだと思います。

ブリーダーをしているわけではないし、子どもができても育てられないなら避妊手術しても仕方がないと思うかもしれないけれど手術をするということは犬の種の存続の自由を奪ってしまうということなのだということは忘れずにいたいなあと思いました。

 

上村先生、モモ先生はこの本を読んで考えが変わった!というような本はありますか?

 

明日のお昼にらんちゃんを迎えに行く予定です!!

早く会いたくて仕方がない!!頑張ったことたくさん褒めてあげなきゃなあ〜😂